NHKスペシャル 驚異の小宇宙 人体III 遺伝子DNA DVD-BOX
DVD版を買ってしまいました。 |
もともと好きなシリーズだったので、ビデオで全巻もっていましが、やはり簡単に頭だしができる便利さに惹かれDVDも買ってしまいました。6タイトルになっていますが、どのタイトルも興味深い内容ばかりです。内容は大学で分子生物学で習うようなことを分かりやすくCGを交えながらの展開となっています。
このシリーズの好きな理由として、遺伝病の方を取り上げる際、病気で可哀想であるという見方ではなく、その病気を含めての自分自身と向き合って真剣に生きているという視点を忘れていないということと、遺伝子とは生命の個性であり、受け継ぎ渡していく共通の財産であるということが伝わってくるからです。
看護学生にもお勧め!! |
遺伝子を知る事で、様々な分野が幅広く学べます。遺伝子は教科書だけで学ぶと、本当に脳みそフル回転させても難しいし、無味乾燥と思いますが、このDVDでは、勉強と言うより感動感動の連続で、勉強が楽しくなるし、もっともっと学びたくなりました。実際の映像で見せられると、忘れられないので、学校の授業も楽しくなりました。見て損は無しです。一生の宝物です。
人々の遺伝子を通しての生きかたの選択 |
〜1は、動脈硬化になりにくい遺伝子の仕組みから、遺伝子を運ぶヒトへと。
2は、ガンは、細胞分裂が止まらなくなり、P53タンパクの働きが重要!
3は、多地域進化説から、アダムはアフリカ女性からミトコンドリアDNAをもとに!
4は、老化について、早期老化症からヒトの老化という、不老不死への夢は?
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5は、ヒトのこころというものを、心気探索傾向を中心に描かれています。
6は、柳澤桂子氏が遺伝子技術に対しての倫理的問題に対し、問題提起しています。
全体的に、人間の倫理の必要性と命の選択と機会を考えさせられます。
遺伝子は、一つの「学」ではなく、
包括的に様々な「学」と連結していくものだと思います。
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そして、遺伝子のしくみと人間のドキュメントとともに、
私たちひとりひとりに語りかけてくれます。〜