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新選組!! 土方歳三最期の一日

新選組!! 土方歳三最期の一日 人気ランキング : 1230位
定価 : ¥ 4,935
販売元 : ジェネオン エンタテインメント
発売日 : 2006-04-21
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 3,860

2004年に1年間放映され、好評を博した三谷幸喜脚本のNHK大河ドラマ『新選組!!』の後日譚として製作されたTVムービー。ここでは新選組の残党として北海道に渡り、榎本武揚らとともに函館の五稜郭で明治政府に徹底抗戦した土方歳三(山本耕史)の最期が描かれていく。土方のリアリストとしての面と理想主義者としての面が双方違和感なく描かれており、また演じる山本自身、1年間演じ続けた上での最期ということで、実に自然体の土方を体現。大河ドラマのスタートから比べても、キャラとともに成長したゆとりの姿勢すらうかがわせてくれている(実際の土方の肖像画にも、彼はよく似ている)。ランニングタイムが90分弱と短いのが不満に思う瞬間もあったが、ドラマティックな最期の1日を凝縮させた脚本と演出の濃さは、土方のエネルギッシュな生き様とも見事に呼応しており、ここに至りようやく『新選組!!』完結といったカタルシスもあった。(増當竜也)

山本/土方 相性抜群!

 買って良かった。「価格の高さ=興味のない特典映像」という事で、長い間、購入を躊躇っていました。けれど、やはり買って良かった。といっても、特典映像に納得したわけではないですが。

 大河の新撰組は故あって、視聴していません。特に三谷幸喜氏のファンという訳でもない。なぜ、購入したかといえば、土方歳三が好きだという一点に尽きます。

 それにしても、このドラマの土方歳三は非常に良くできていた、と個人的に思います。
 
 歴史ものの楽しみ方は色々とあるでしょう。ある人物の歴史的役割の評価や、剣戟アクション鑑賞等、重点の置き方は様々です。私の場合、興味のある人物がどのような話し振りをしていたのか等を、想像的、虚構的であれ目で見たい、というところにあります。

 新撰組に関しては、様々な評価があります。多くの本を読みました。決して良い評価ばかりでもない。それでも、やはり土方歳三が好きなのです。それは、当たり前のことですが、過去にも多くの人達が生きていたし、各々、様々な思いを抱いていたのだという事実が、彼を通して強烈に伝わってくるからです。

 その土方歳三の屈託といったようなものが、このドラマでは丁寧に表現されていたと感じました。それは。脚本や小道具の良さもさることながら、山本耕史氏の演技が大きい。大袈裟でもなく、自然体(役者の個性)というのでもなく、的確に一つの土方像を提示しえていました。こういう仕事には、惜しみない賞賛を捧げたくなります。

 これを鑑賞し終えた後、何日も、「山本=土方」が頭を離れません。私にとっては、それくらい、強烈な作品です。

三谷幸喜の新撰組、真の完結

近藤勇らと別れた後の土方の生き様が描かれています。
キャストの方達の芝居ももうしぶんなかったです。
少しも退屈することなく画面に張り付いていられるのは三谷作品の凄さですね。
この作品で三谷幸喜の新撰組が本当に完結します。
連続ドラマの新撰組を観ていた方はもちろん、
観ていなかった方もそちらをチェックして、是非ご覧ください。

あまり詳しい説明がなくて、
レビューとして成り立ってるかわかりませんが、
「熱い」としか言いようが無いのでしかたありません。

山本土方の最高!

新選組ファンが待ち望んだ「その後の土方歳三」
90分という短い時間のため近藤の死後からいきなり最期の日に話が飛んだのが残念でしたが、この1年がどんなに壮絶なものだったかはボロボロの誠の旗が物語っています。
ラストは涙なしでは見れません。

漢のドラマでした。

新選組の作品はいろいろあれど、やっと心が震える作品に出会えました。土方さんはこんな人だったのではと想像させる山本さんの演技力、男気、色気そして何より役を愛している想いが見ている者を熱くさせます。そして三谷さんによる名脚本で創られた片岡榎本とのディスカッションは見応え十二分!二人の目的が違えばこその方向性をお互いを受け入れるまでの過程を時間を感じさせず引きずり込む事が出来たのは二人の舞台で修練された役者の力量でしょう。じわじわと熱く、自然と想いを馳られる作品です。有難うございました。

買ってよかった!

ほんの一瞬迷いはあったのですが、やっぱり買ってよかった。。。と思いました。「新選組!!」というタイトルは付いていますが、本編の「新選組!」とはまったく別物です。いかにも三谷作品というセリフ劇として、たとえ本編を見ていなくても楽しめる作りになっています。本編同様、キャストは完璧。榎本と大鳥も、私の中ではすっかりこの二人のイメージで固定されてしまいました。榎本と土方が議論する場面が特に秀逸です。水と油のようにかけ離れていると思われた二人が歩み寄っていく様は、史実がどうとかのレベルを越えた感動を覚えます。そこを見るたびに、買ってよかったと思うようなDVDです。そうは言っても、本編「新選組!」大好きの私としては、かつての試衛館仲間や、斉藤一が出てくくるところも、ちょっと嬉しかったりして。

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